Tool-002
情報提供:GO(管理人)
GO(管理人)のHPです。
写真1
図1
図2は簡単ですが、回路図となります。
通常、こういった「スイッチ」にはCOM(コモン),NO(ノーマルオープン),
NC(ノーマルクローズ)の3つ接続部があります。
物によっては
配線が出ています。(例 黒:COM 白:NO 赤:NC)
「NO」は通常は接点が開いており、スイッチをONさせると接点が閉じます。
逆に「NC」は通常は接点が閉じていて、スイッチをONさせると
接点が開きます。
つまり図と異なり、NCに配線してしまうと、電源を入れた瞬間に動き出し、
スイッチを入れると停止するといった逆の動作になってしまいます。
もちろん、NC−NO間で配線してしまうと何をしても動こうとはしません。
フットスイッチはなかなか近所などでは手に入りにくいとは思われますが、ネット通販やオークションを利用すれば
手に入れる事は可能です。
スイッチなどを作っている会社であれば大抵製作していますが、参考までに国際電業という会社が様々なフットスイッチを
製作されています。
ちなみに写真に写っている物も国際電業製です。
必要な条件としては
接点構成:1a または1c (1aの場合:COM,NO 1cの場合:COM,NO,NCの接点構成になります。)
洋式:基本型で十分です。
モーメンタリ:足を離した時点で接点が切り替わります。(例:踏んでいる間だけON)
オルタネート:一度踏むとONし、そのまま継続。もう一度踏むとOFFします。(例:ドライヤーのターボボタン等)
定格:AC100V以上(DC**はNGです。)
6A以上(接続する電動工具などにより変わります。600Wヒーターに利用するのであれば「10A」を推奨します。)
※この「定格」を間違えて低く選定してしまうと、接点が壊れて火災等に繋がる恐れがありますので
十分に注意して下さい。
写真、2,3は実用例です。
あくまでこれは本来は手で操作する物を足で行う訳ですから、
何度も断続的にON/OFFを繰返すと電動工具の破損や
フットスイッチの接点の破損に繋がりますので、使用の際は
気を付けてご使用下さいませ。
写真2
また、製作される場合は知り合いの電気屋さん等にアドバイス等を受けるか
その方に依頼される事をお勧めします。
家庭用電源(AC100V)は乾電池等と違い、感電の恐れがありますので
知識が無い状態で製作されますと事故や怪我に繋がります。
写真3
写真4
写真4はフットスイッチ内部の配線例です。
接続した部分がむき出しのままになっていますと、感電しますので
必ずビニールテープを巻いて電線がまったく見えなくなるようにして下さい。
電線どうしの接続には、圧着端子を使っていますが、一般には無いと
思われますので、ハンダで確実に固める事をお勧めします。
電線どおしをよじっただけでは、外れて感電に繋がる恐れがありますので
必ず処置を行って下さい。